たけちゃんちは県道8号線沿いうるま市立川崎の近くに立地しており、 常に子供たちの明るい声が届くような環境にあります。

地域の方々が気軽に訪ねて来れるような雰囲気づくりにつとめています。そのため、外観にもこだわりを持ち、地域の風景に溶け込みつつ、優しい色の外観に仕上げました。

施設の入口は県道沿いの表面には設置していません。
この写真の右側の一般の自動車がほとんど通行しない場所に設置しています。

これは利用者さんが施設を出入りされる際に、一般の自動車(交通)に対して心配しなくても良いようにと考えて設計しました。

敷地は約42坪で、屋上にはエコ(ECO: 環境問題)にも取り組むため、ソーラーパネルも設置しています。

こちらが当施設の入口です。
車椅子の利用者の方々のために，スロープでスムーズに施設内に入ることができます。

玄関は横開きのドアになっており力の弱い方でもスムーズに開閉ができるように工夫されています。

たけちゃんちは「地域の寄り所」を目指していますので， できるだけ利用日を多くとる努力をしています。

そのため、たけちゃんちの休日は日曜日と12/31〜1/3のみ。
祝祭日もたけちゃんちをご利用いただけます。

看護師(3名)が患者さんの健康管理を行っていますので、医療介護度の重い利用者さんの受け入れも可能です。
例えば，胃ろうや、喀痰吸引が必要な利用者さんの受け入れも可能です。
(左写真はたけちゃんちに設置している，痰吸入器です)

看護師の業務としてはまず利用者さんが安全・安楽に過ごしていただける様、「目配り」「気配り」「心配り」に配慮いたします。
利用者さんが来所されるとまず、水分補給と笑顔を振りまき元気を補充してもらいます。

次に健康チェックとして
①血圧　②脈拍　③呼吸(酸素飽和度)　④体温
を確認し入浴や、機能訓練、レク等への参加の有無を判断します。

日々のバイタルチェックをとおして、利用者さんの体調確認を行っています。
たけちゃんちに来て下さる皆さんが楽しく過ごせるよう、体調面からの援助を行っていきます。

ここが利用者さんが集まってゲームなどのレクレーションをしたり、ゆったりとお話などをするくつろぎルームです。

スタッフは利用者さんに寄り添いつつ、静かで且つ安心して過ごせる時間が持てるよう配慮しています。

それと同時に、スタッフは利用者さんの健康状態を詳細に観察し、一人ひとりの利用者さんに応じた必要なケア(機能訓練やマッサージ等)も行います。

「たけちゃんち」こだわりの厨房です。
食事などは厨房で「手作り・できたて」で提供しています。
食事の味付けは減塩をしつつもしっかり出汁で風味付けされた(アジクーター)で仕上げています。

また、利用者の方々それぞれの健康状態やお好みに合わせた料理づくりを心がけています。

例えば食事のやわらかさや、味の濃さ、スープの濃度など各利用者さんに応じて変えることでより食事を楽しんでいただくようにしています。

沖縄県内のデイサービス施設としては少しめずらしいかもしれませんが、「たけちゃんち」では湯船(浴槽)を設置しています。

これは利用者さんには湯船に入ってゆっくりとくつろいでいただき、身も心もあったまってもらいたいという願いとスタッフとのコミュニケーションタイムを図りたいと思いから設置しました。

また、季節によって，湯船の中に「シークヮーサー(ヒラミレモン)」や、琉球ハーブ類(サンニンや レモングラス、ドクダミなど)を入れて利用者さんに季節の香りを楽しんでいただいています。

さらに浴室内にはトイレも設置しています。
利用者さんの中には入浴中にと便意をもようされる方がおられます。そのとき浴室を出てトイレに移動するのは、利用者さんにとって大きな体と心の負担をかけてしまうことになります。

「たけちゃんち」ではそのようなご負担をおかけしません。
もちろん浴室内のトイレは専用カーテンで仕切りをしますので、ほかの人に見られないよう配慮しています。

温水洗浄便座(ウォシュレット)を設置しています。
手すりなどは左右対称に設置しています。これは利用者の方の中に脳卒中などの後遺症で「片側半身麻痺(右半身麻痺や左半身麻痺)」のある方もおられることからトイレを2タイプ用意しています。

たけちゃんちのポリシーのひとつとして、排便・排尿は利用者さんご自身が自分で行ってもらうことにより、利用者さんの心の尊厳を最大限に尊重したいと考えています。

もちろん、ご自身で排便・排尿の困難な利用者さんに対しては、最大限の配慮をしつつスタッフにより手伝いをさせていただきます。

たけちゃんちでは車イス専用車を含めて３台の送迎車で利用者さんの送り迎えをしています。

また、この車を使って利用者さんを色々なところにお連れする機会を多く作ることで沖縄の自然を楽しんでいただいています。

例えば海岸に降りて潮風にあたったり、観光地巡りや季節ごとに開催される花祭りなどを楽しんでいただいています。